「禅茶一味」の浜時間【JFT研会員レポート“三陸をたずねて”】
南三陸から車で1時間半ぐらい走って、次にたどり着いたのが、蛤浜という海辺の小さな集落に震災後にできた「Cafe はまぐり堂」であった。京都の町屋や奈良の民家を連想させるような、どこか懐かしい気がするたたずまいのお店であ …
石巻・大震災まなびの案内人さんと一緒に街をめぐって【JFT研会員レポート“三陸をたずねて”】
震災からの復興は進みつつあり、しかしなおまだその道のりは遠い。それがボランティアガイドの説明によって心に深く刻み込まれた。 今回同行してくれたボランティアガイドの齋藤さんは、石巻観光ボランティア協会会長を務める方である。 …
母豚を標高700mで放牧飼育、「龍泉洞黒豚」をしゃぶしゃぶで
JR宮古駅から歩いて10分足らず、昔ながらの商店街・末広商店街のなかほどに「割烹 おかめ」があった。このあたりも津波による被害を受けているが、「割烹 おかめ」は建物が流されずに残ったことから、2ヶ月後の5月には営業を再開 …
山田産や県内産の素材にこだわる、本格手打ちうどん
岩手県下閉伊郡山田町に、おいしいうどんを食べさせてくれるお店があると聞いた。その名も「釜揚げ屋」。「讃岐うどんにも負けてないですよ」の言葉に、この体に半分流れている讃岐の血が騒ぐ。訪ねる日を楽しみにしていたところ、その前 …
身体を思うやさしい味の農家料理
JR釜石駅から釜石線に乗って十数分。駅舎も改札口もない無人のJR洞泉駅に降り立つ。 釜石方面に戻る形で国道283号沿いを10分ほど歩くと、「創作農家こすもす」の看板が見えた。少し入ったところに大きな公園があり、子どもたち …
はまぐり堂 亀山貴一さん
ロビンフッドかピーターパンが現れそうなツリーハウス。蛤浜のランドマークだ。JR石巻駅から車で40分、牡鹿半島の付け根に位置する蛤浜の入口。石段をしばらく下ると「Cafe はまぐり堂」があります。オーナー亀山貴一さんの遠大 …
荻浜 宮城新昌顕彰碑
少し変わった震災遺構をご紹介します。 宮城県は昔から広島、的矢に並ぶ日本有数の牡蠣の産地ですが、中でも石巻地域は生産高、品質ともに宮城を代表する“牡蠣処”です。秋から冬のシーズンに石巻を訪れて牡蠣を食さずに帰るのは全くの …
橋通りCOMMON
○○COMMONと言えば、東京・青山の246COMMONですが、そこで実際に使われていたカーショップを再活用したのが、ここ「橋通りCOMMON」です。石巻のほぼ中央、地元では昔から繁華街の代名詞として使われた「橋通り」と …
女川ポスター
震災遺構については、後世に震災の教訓を伝えるモニュメントとして残すべきか、被災者の感情に配慮して取り壊すべきか、という難しい議論があります。 女川町では、旧女川交番を震災遺構として保存することになっていますが、ここでは全 …
元気で明るい女川の母
女川町の観光案内のブックレットの表紙に笑顔で試食をすすめる女性の顔がある。女川では知る人ぞ知る“おかあさん”阿部すが子さんだ。この阿部さんに会いに水産加工会社「マルキチ阿部商店」を訪ねた。サンマを使った昆布巻き「リアスの …