「白砂青松」という日本の風景の見事な典型であった高田松原。その以前の姿を知る人にとっては信じ難い風景であり、たった一本残って立つ松の姿は本当に奇跡を感じさせる。

樹齢300年を超える松が7万本あったと言われる。10メートルを超える圧倒的な大津波がすべてを呑み込んで流し去った。その跡に、1本が立ち続けていた。

一本松茶屋からしばらく歩くと、奇跡の松がゆっくりと近づいて来る。近づくにつれ何かが胸に迫って来る。背後の被災したユースホステルの建物がこの松に深い意味を与えているように見える。

やがてこの松が「復興」という日本の風景の一つになる日が来るに違いない。

一本松

一本松

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