●見て聴いて触れて食べて感じた東北フードツーリズム

おいしいものが食べられる上に、被災地の現場を生で見聞きし体感できることが魅力で、このツアーに参加しました。

旅行中、三陸鉄道で豪華なお弁当を食べながら、社長さんが語り部として、三陸鉄道の歴史や、周辺の状況にも精通した説明、実際に流された線路や被災した駅舎の場所を目の当たりにしながら説明を聞くことができとても有意義な時間を過ごすことができました。

三陸鉄道南リアス線での望月社長によるガイド

三陸鉄道南リアス線 貸切列車「つばきまつり号」車内

大船渡市魚市場では徹底的な安全衛生管理がされているのがよく分かりました。今後お魚を買うなら、大船渡の物なら安心だなと思いました。

夕食はポルコ・ロッソで地元の食材をふんだんに使いボリューム満点でおいしいイタリア料理をいただき大満足でした。シェフの地元愛がたっぷりつまっていることがお料理やお話から伝わってきました。特に牡蠣のパスタが絶品でした!

ポルコ・ロッソでの夕食

ポルコ・ロッソ

キャピタルホテルの朝食はハーフバイキングでお弁当の内容もビュッフェの内容もおいしかったです。

2日目の語り部さんのお話では ボロボロ涙があふれました。「「消えた街 高田」といわれるけれど私たちの中ではそうじゃない。」本当に、その通りだと思います。

ばッぱの台所では優しい味の郷土料理をいただき、だしがとても美味しくて、聞けばサンマ節でだしをとっていると。

金のサンマもサンマ節も初めて知りましたが、こんなおいしいものに出会えて参加してよかったと思いました。

ばっぱの台所(昼食)

ばっぱの台所

安波山を一気にかけ登りそこから見渡す海や沿岸部は、地上から見るのとはまた違ったものを感じさせてくれました。

南三陸さんさん商店街では復興商店街の意義など特別にお話を聞かせていただき、そこで柔らかくておいしいクレープとコーヒーをいただきました。店員さんの対応がとてもよく感激し、一緒に写真に収まっていただくお願いをしても快く承諾してくださいました。移転されても、また訪れてみたいと思いました。

ホテル観洋での夕食は、まさに東北の南三陸のおいしいものづくしで、和洋中様々な調理法で飽きさせることなく、一品一品を堪能できめる工夫が凝らされていました。目で見ても楽しめる お料理でした。気仙沼の冷酒をボトルで注文してしまいましたが お酒も進む進む…キラキラ丼は 3月なのでいくら丼は諦めていたのですが アワビまでのったいくら丼を出していただき感激!郷土料理のはっとうも優しい味で美味しくて、ツアーの方と名前の由来など考えながら楽しくいただきました。朝食のわかめしゃぶしゃぶもおいしかったです。

南三陸ホテル観洋「キラキラ丼」

南三陸ホテル観洋「キラキラ丼」

3日目はホテルの語り部さんの話でまた涙がとまらず…

しかし海が若返った話など考えもしなかったお話がきけ、東北の方々が、失ったものに比べたら小さいものではあるけれど、良いことにもアンテナをはり、て前を向こうとしておられる姿を肌で感じることができました。

大川小学校の悲劇では私も訴訟のことなどがニュースになるたび心を痛めていましたが実際に校舎や慰霊碑を見て手を合わせて誰が悪いわけではない。けれど親の気持ちを考えるとこの悲しみや怒りをどこにぶつけたらいいのかわからないだろうといたたまれない気持ちになり、難しい問題だと思いました。

大もり屋さんの昼食は、フードツーリズムの最後の食事を飾るに相応しい石巻の名産が凝縮された内容で 金華鯖のや鱈、鯛、じゃこ、ほやなど海の幸がふんだんに使われており、石巻が漁業で成り立っている町であること、ゆえに震災・津波で受けた被害は甚大であったのだろうということを感じました。とても満腹だったのですが 後から出していただいたわんこそばはツルツルで本当に美味しくて、ペロリと食べてしまいました。

大もり屋

大もり屋

今回の旅行で、社長さんや女将さんや語り部さん、いろんな方のお話を聞きどなたも「先人の教えを守ったものが助かった」と口をそろえておっしゃったのが印象的でした。同じことをずっと先の人たちが繰り返さないように、しっかり伝えていかなければならないという強い思いが伝わってきました。

そして、旅行中、たくさんの友達にメールで写真などを送っていましたが、みんな「テレビで見るのと違う。もっと復興していると思ってた。生の声を届けてくれてありがとう。」と言いました。そして、「自分も自分の目で見たい。東北に行きたい。」と言ってくれました。

震災から5年。正直、離れたところに住む人たちは普段、被災地のことを忘れがちです。

そして「ボランティア」というとなかなか敷居が高く一歩が踏み出せないのが実際です。

けれど「おいしいもを食べに行こう!いろんなめずらしい食材や郷土料理がおいしいよ!そして被災地に足を運んでみよう!」というと一般の人も随分とっかかりやすくなると思います。

そして そのターゲットを 若い人にしてはどうでしょうか?TwitterやLINEなどSNSを駆使する若者がこういった活動を知り刺激を受ければ、そこからの発信力は高齢者に勝ると思います。お土産を買ったりする財力は高齢者には及びませんが…

東北で美味しいものを食べることがトレンドになれば、そこからお気に入りのお店を見つけたり、地域自体を好きになって長く通う顧客を獲得することにつながるかもしれないと思いました。私自身、今回のツアーで出会ったたくさんのめずらしい美味しいものを、被災地の現場と合わせて、微力ではありますが、発信して行きたいと思います。3日間、楽しく、美味しく、大満足のツアーに参加させていただき、ありがとうございました!

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